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カルボマー
【種類】合成ポリマー、乳化安定剤
カルボマーとは、カルボキシビニルポリマーの略称であり、水に粘性を与える特性を利用して粘度調整や使用感をコントロールする化粧品ベース成分である。カルボマーは高分子なので、皮膚からは直接吸収されにくく、また変質や腐敗しにくい素材である。水分を含んでジェル状になるため、増粘剤や分散剤として使われる。カルボマーにこってりした使用感を出すために、グリセリンなどの保湿剤を、またさっぱりとした保湿をするには、アルコールを加えて調整する。カルボマーは合成物質であるが、天然ジェル成分のキサンタンガムとブレンドすることもある。洗い流すタイプのパックやリンクルケアなどの製品にも使われる。カルボマーNaはカルボマーにナトリウムイオンがついたもの。
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