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抗酸化作用とは?(2)

 

化粧品に抗酸化物質を入れる理由は、有効成分の効能を維持するためです。たとえば、トレハロースやフコイダン、ヒアルロン酸といった糖類には保水作用がありますが、これらは活性酸素の刺激を受けるとすぐに壊れてしまいます。ですから、抗酸化物質を配合する必要があるのです。抗酸化物質はビタミンEの酢酸トコフェロールなどがあります。脂質の抗酸化作用により、肌の老化の原因となる活性酸素、フリーラジカルを消去したり、過酸化脂質の発生を防ぎます。また、皮膚の血液循環を促進する働きや、皮膚の角化(表皮細胞のターンオーバーの動き)を促進する働きを持ち、老化やくすみを防ぐ効果が認められています。

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